モルヒネ塩酸塩注射液50mg「第一三共」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):8114401A2127
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- モルヒネ塩酸塩水和物注射液
- 英名(商品名)
- Morphine hydrochloride DAIICHI SANKYO
- 規格
- 1%5mL1管
- 薬価
- 1,371.00
- メーカー名
- 第一三共プロファーマ/第一三共
- 規制区分
- 劇薬/麻薬
- 長期投与制限
- 30日
- 標榜薬効
- 麻薬性オピオイド
中枢性麻薬性鎮咳薬 - 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年5月改訂(第2版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2009年6月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:競技会において禁止
セクション:S7. 麻薬
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
〈皮下及び静脈内投与の場合〉
1). 激しい疼痛時における鎮痛・鎮静。
2). 激しい咳嗽発作における鎮咳。
3). 激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制。
4). 麻酔前投薬、麻酔補助。
5). 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛。
〈硬膜外及びくも膜下投与の場合〉
1). 激しい疼痛時における鎮痛。
2). 中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛。
用法用量
〈皮下及び静脈内投与の場合〉
通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回5~10mgを皮下に注射する。また、麻酔の補助として、静脈内に注射することもある。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛において持続点滴静注又は持続皮下注する場合には、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回50~200mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈硬膜外投与の場合〉
通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回2~6mgを硬膜外腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
硬膜外腔に持続注入する場合は、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物の1日量として2~10mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈くも膜下投与の場合〉
通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回0.1~0.5mgをくも膜下腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈皮下及び静脈内投与の場合〉200mg注射液(4%製剤)は、10mgあるいは50mg注射液(1%製剤)の4倍濃度であるので、1%製剤から4%製剤への切り替えにあたっては、持続注入器の注入速度、注入量を慎重に設定し、過量投与とならないように注意して使用すること。
7.2. 〈硬膜外投与の場合〉200mg注射液(4%製剤)は硬膜外投与には使用しないこと。
7.3. 〈硬膜外投与の場合〉オピオイド系鎮痛薬を使用していない患者に対しては、初回投与時には、24時間以内の総投与量が10mgを超えないこと。
7.4. 〈硬膜外投与の場合〉硬膜外投与で十分な鎮痛効果が得られず、さらに追加投与が必要な場合には、患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。
7.5. 〈くも膜下投与の場合〉200mg注射液(4%製剤)はくも膜下投与には使用せず、原則として10mg注射液(1%製剤)を使用すること。
7.6. 〈くも膜下投与の場合〉患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。
7.7. 〈くも膜下投与の場合〉原則として追加投与や持続投与は行わないが、他の方法で鎮痛効果が得られない場合には、患者の状態を観察しながら、安全性上問題がないと判断できる場合にのみ、その実施を考慮すること。
改訂情報
2024年5月22日 DSU No.326 【その他】
【11.1重大な副作用】(一部改訂)
【新様式】
麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸:
炎症性腸疾患の患者に投与した場合、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。
【11.2その他の副作用】(一部改訂)
【新様式】
注)増量により痛みが増悪する。
医師の処方により使用する医薬品。