パシーフカプセル30mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):8114005N1020
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- モルヒネ塩酸塩水和物徐放カプセル
- 英名(商品名)
- Pacif
- 規格
- 30mg1カプセル
- 薬価
- 745.80
- メーカー名
- 武田薬品
- 規制区分
- 劇薬/麻薬
- 長期投与制限
- 30日
- 標榜薬効
- 麻薬性オピオイド
- 色
- 淡黄:淡黄
- 識別コード
- (本体)30 @851 (被包)@851 30mg (被包)30 mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年5月改訂(第2版)
- 告示日
- 2005年12月16日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2006年5月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:競技会において禁止
セクション:S7. 麻薬
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤は持続性癌疼痛治療剤であり、疼痛増強時や突発性の疼痛が発現した場合の追加投与(レスキュードーズ)には使用しないこと。
用法用量
通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回30~120mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 初回投与
本剤の投与開始前のオピオイド系鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、すでに治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。
7.1.1. モルヒネ硫酸塩徐放剤から本剤へ変更する場合:モルヒネ硫酸塩徐放剤の1日投与量と同量を、本剤の1日投与量の目安とすること。
7.1.2. オキシコドン塩酸塩徐放剤から本剤へ変更する場合:オキシコドン塩酸塩徐放剤1日投与量の1.5倍量を、本剤の1日投与量の目安とすること。
7.1.3. 経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合:経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。
7.2. 疼痛増強時
本剤服用中に疼痛増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちにモルヒネ速溶性製剤の追加投与(レスキュードーズ:1日投与量の6分の1量を目安とする)を行い鎮痛を図ること。
7.3. 増量
本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調節を行うこととし、増量する場合は1日あたり30mg増あるいは30%~50%増とする。
7.4. 減量
連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと(副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと)。
7.5. 投与の中止
本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。
外形画像
改訂情報
2024年5月22日 DSU No.326 【その他】
【11.1重大な副作用】(一部改訂)
【新様式】
イレウス、腸管麻痺、中毒性巨大結腸:
炎症性腸疾患の患者に投与した場合、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。
【11.2その他の副作用】(一部改訂)
【新様式】
注)増量により痛みが増悪する。
医師の処方により使用する医薬品。