アロンアルフアA「三共」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):7990700Q1022
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- シアノアクリレート液
- 英名(商品名)
- Aron alpha A Sankyo
- 規格
- 0.5g1管
- 薬価
- 154.50
- メーカー名
- 東亞合成/第一三共
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 生体接着剤
- 色
- 無色透明
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2007年4月改訂(第4版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
生体組織(皮膚、血管、臓器など)の創傷癒合を目的とする。
用法用量
癒合部に適量を塗布する。
(参考)
臨床応用:一般手術後の皮膚接着、血管接着への応用は次のとおりである。
1.皮膚接着法:被覆法による。切開創を適当な方法(手指、支持縫合、その他(接着器))により寄せ合わせ、テトロンなどの布片を巾約1.5cm、長さは創の長さよりやや長く切りその上にのせ、その上から本品の必要最小量を滴下し、鉗子の先などで布片全体にうすく延ばす。
[注意事項]前記の方法を実施するに当り、次記の諸点に注意する。
1).本品を大量に用いると、これが重合し硬化するまでに時間がかかり、また布片の外側にまでひろがって、以後の操作を困難にするので、本品の使用量は必要最小量にとどめる。
2).接着部位は、使用前に十分に止血して(必要によっては塩酸エピネフリンなどの末梢血管収縮剤を使用)使用する。
3).被覆したテトロンなどの布片は、接着後1週間経過すると皮膚より容易に剥離する。
4).本品使用に際して、手術創腔の筋層は予め縫合しておく。
2.血管接着法:
1).動静脈縦切開修復法:創傷附近の外膜を除去した後、本品を直接塗布するか、又は3~5mmの間隔で疎な連続縫合を行なった後、塗布する。
2).損傷内膜修復法:血管内膜損傷部に本品を直接塗布し、剥離した内膜をピンセットなどでなるべく延ばして貼付する。
3).動静脈端々吻合法:小血管の場合3~4針の疎な縫合を行なって接合させ、本品を直接塗布する。大血管又は代用血管移植の場合は、支持管を用いて被覆接着法を行なう。
[注意事項]前記の方法を実施するに当り、次記の諸点に注意する。
1).皮膚接着法と同様、本品は少量をうすくのばし、内腔に漏出しないように注意して使用する。本品を大量に用いると、接着部位の硬化、重合熱などが起こり、組織の癒合を妨げることがある。
2).血管の内腔狭窄をさけるため、血管をなるべく拡大した状態で接着する。
3).重合完成を待つため、血流再開時まで少なくとも1分程度放置する。
4).接着部位は、本品を使用する前に、十分に止血乾燥させる必要があるが、これには血管鉗子で血流を遮断し、周辺の血液を乾燥ガーゼで清拭しておく。
5).接着には、特定の器具を必要とせず、通常血管外科で使用する普通のもので十分である。この他適宜ピンセット、へら又は筆などを使用してもさしつかえない。
なお、以上の他、本品は外科、産婦人科、泌尿器科、口腔外科領域において使用されている。
改訂情報
-
医師の処方により使用する医薬品。