プロボコリン吸入粉末溶解用100mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):7290708G1025
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- メタコリン塩化物吸入剤
- 英名(商品名)
- Provocholine
- 規格
- 100mg1瓶
- 薬価
- 7,514.90
- メーカー名
- 三和化学研究所
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 気道過敏性検査薬〔コリン作動薬〕
- 色
- 白
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年6月改訂(第1版)
- 告示日
- 2016年4月19日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2016年5月版
- DIRに反映
- 2016年5月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
気道過敏性検査。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤は検査専用の気管支収縮薬であり、気道過敏性検査にのみ使用すること。
5.2. 本剤による気道過敏性検査は、非典型的な臨床像を呈する場合の気管支喘息の確定診断、職業喘息の可能性がある場合の確定診断、喘息治療のモニタリング、喘息重症度の客観的な評価等の際に実施を検討する。
5.3. 本剤を使用する際には、適応症例、薬剤濃度及び薬剤投与法などについて、国内外の各種学会ガイドライン等、最新の情報を参考にすること。
用法用量
メタコリン塩化物100mg(1バイアル)に日局生理食塩液を加え溶解及び希釈し、通常0.039~25mg/mLの範囲の適切な希釈系列の希釈液を調製する。成人及び小児ともに、調製した希釈系列を低濃度よりネブライザーを用いて吸入し、気道過敏性検査を実施する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤の薬理効果には若干の蓄積性あるいは高用量における効果の減弱が認められると考えられることから、再検査を実施する場合には実施間隔を1日以上空けること。
7.2. 気道過敏性検査における本剤の投与方法は、日本アレルギー学会標準法、アストグラフ法等を参考にすること。
7.3. 希釈系列の例示を参考に、適切な希釈液を調製すること。
[日本アレルギー学会標準法]
1). 希釈液A:本剤100mg(1バイアル)に日局生理食塩液5mLを加え、溶解する:濃度20mg/mL。
2). 希釈液B:Aから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度10mg/mL。
3). 希釈液C:Bから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度5mg/mL。
4). 希釈液D:Cから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度2.5mg/mL。
5). 希釈液E:Dから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度1.25mg/mL。
6). 希釈液F:Eから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度0.625mg/mL。
7). 希釈液G:Fから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度0.313mg/mL。
8). 希釈液H:Gから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度0.156mg/mL。
9). 希釈液I:Hから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度0.078mg/mL。
10). 希釈液J:Iから3mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液3mLを加え、希釈する:濃度0.039mg/mL。
[アストグラフ法]
1). 希釈液A:本剤100mg(1バイアル)に日局生理食塩液4mLを加え、溶解する:濃度25mg/mL。
2). 希釈液B:Aから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度12.5mg/mL。
3). 希釈液C:Bから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度6.25mg/mL。
4). 希釈液D:Cから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度3.125mg/mL。
5). 希釈液E:Dから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度1.563mg/mL。
6). 希釈液F:Eから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度0.781mg/mL。
7). 希釈液G:Fから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度0.391mg/mL。
8). 希釈液H:Gから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度0.195mg/mL。
9). 希釈液I:Hから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度0.098mg/mL。
10). 希釈液J:Iから2mLを別の容器に取り分け、日局生理食塩液2mLを加え、希釈する:濃度0.049mg/mL。
改訂情報
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