レギチーン注射液5mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):7290404A2026
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- フェントラミンメシル酸塩注射液
- 英名(商品名)
- Regitin
- 規格
- 0.5%1mL1瓶
- 薬価
- 59.00
- メーカー名
- ノバルティス ファーマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血圧降下薬〔α遮断薬〕
褐色細胞種診断薬 - 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年11月改訂(第1版)
- 告示日
- 2018年6月14日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2018年7月版
- DIRに反映
- 2018年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整、褐色細胞腫の診断。
(効能又は効果に関連する注意)
〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉褐色細胞腫の診断に当たっては、まず尿中又は血漿中のカテコラミン等の測定を行うこと(これらの検査によって褐色細胞腫が診断されたならば、フェントラミン試験は行う必要がない)。
用法用量
〈褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整〉
手術前に、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には5mg(1mL)、小児には1mg(0.2mL)を、静脈内又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
手術中、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には血圧の状態から判断して、1~5mg(0.2~1mL)を適時静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉
フェントラミンメシル酸塩として、通常成人には5mg(1mL)を静脈内又は筋肉内に注射する。
通常小児には静脈内注射の場合1mg(0.2mL)、筋肉内注射の場合3mg(0.6mL)を投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉鎮静剤、鎮痛剤等すべての投薬を、フェントラミン試験の少なくとも24時間前、できれば48~72時間前に中止すること。
褐色細胞腫の診断の場合、降圧剤が投与されている場合には、投与前の血圧値に戻ってから試験を実施すること。本試験を正常血圧の患者で実施することは意味がない。
7.2. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内注射の場合、次の手技に従うこと。
・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉患者を仰臥、安静にし、血圧を安定させる。
・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内に注射針を刺入し、穿刺による血圧の動揺が消失するのを待って本剤を投与する。
・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉本剤静注後、直ちに血圧の測定を開始し、最初の3分間は30秒毎、次の7分間は60秒毎に血圧を測定する。
7.3. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉筋肉内注射の場合、次の手技に従うこと。
・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉静脈内注射の場合に準じて実施する。
・ 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉投与後の血圧測定は、5分毎に45分間行う。
7.4. 〈褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)〉収縮期圧35mmHg以上、拡張期圧25mmHg以上の血圧降下を示し、かつ血圧降下が静注後では2分以内、筋注後では20分以内に最大となった場合は、褐色細胞腫を示唆するものとする。
本試験はかなり確実なスクリーニング法であるが、偽陽性(特に尿毒症や、鎮静剤等の投薬を受けている患者の場合)又は偽陰性(特に発作性血圧上昇型の患者の場合)の結果を示すことがある。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。