イヌリード注
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):7225403A2023
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- イヌリン注射液
- 英名(商品名)
- Inulead
- 規格
- 4g40mL1瓶
- 薬価
- 8,144.00
- メーカー名
- 富士薬品
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 腎機能検査薬
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2021年8月改訂(第1版)
- 告示日
- 2013年5月31日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2013年7月版
- DIRに反映
- 2013年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
糸球体ろ過量の測定による腎機能検査。
用法用量
本剤1バイアルを加熱溶解後、日局生理食塩液360mLに希釈し、A法で投与するが、18歳以下においては、患者の状態、体格を考慮し、B法を用いることもできる。
A法:初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速度で90分間点滴静注する。
B法:初回量として、1時間に体重1kgあたり8mL(最大1時間に300mL)の速度で30分間、次いで維持量として、1時間に以下の計算式を用いて算出した投与量(最大1時間に100mL)の速度で120分間点滴静注する。なお、120分間の維持量投与中に排尿が認められなかった場合は、維持量の投与時間を150分間まで延長できる。
維持量(mL)=0.7×推定糸球体ろ過量(mL/min/1.73㎡)×体表面積(㎡)。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤投与前後の水負荷、採血及び採尿、イヌリンクリアランスの計算は次のとおり実施する。
〈A法〉
(1). 本剤投与開始約30分前に水500mLを飲ませる。
(2). 本剤投与中も尿量相当分(約60mL)の水を採尿ごとに飲ませる。
(3). 本剤投与開始直前に採血・採尿し、ブランク測定用とする。
(4). 本剤投与開始30分後に完全に排尿させ、排尿完了時刻を0分とする。正確な糸球体ろ過量の測定結果を得るためには、膀胱を空にする必要がある。
(5). 排尿完了の約15分後から30分間隔で3回、点滴の他側静脈より5mLずつ採血し、採血後、遠心分離し血清2mLを得る。
(6). 排尿完了から30分間隔で90分まで3回採尿し、それぞれの採尿時間とその尿量を正確に測定する。
(7). 定量した尿中イヌリン濃度(mg/dL)、血清中イヌリン濃度(mg/dL)及び1分間尿量(mL/min)から次の計算式を用いてイヌリンクリアランスを算出し、3回の平均値をとる。
Cx=(Ux×Vx)/Px×(1.73/A)。
Cx:イヌリンクリアランス(mL/min/1.73㎡)。
Ux:尿中イヌリン濃度(mg/dL)。
Px:血清中イヌリン濃度(mg/dL)。
Vx:単位時間あたりの尿量(mL/min)。
A:身長・体重から求めた体表面積(㎡)。
〈B法〉
(1). 本剤投与開始約30分前から投与開始までリンゲル液を1時間に体重1kgあたり40mL(最大1時間に1L)で点滴静注する。
(2). 本剤投与開始以降は投与終了までリンゲル液を1時間に体重1kgあたり5mL(最大1時間に120mL)で点滴静注を継続する。
(3). リンゲル液投与開始直前に採血・採尿し、ブランク測定用とする。
(4). 本剤投与開始30分後に完全に排尿させ、排尿完了時刻を0分とする。正確な糸球体ろ過量の測定結果を得るためには、膀胱を空にする必要がある。
(5). 排尿完了の約30分後から60分間隔で2回、点滴の他側静脈より5mLずつ採血し、採血後、遠心分離し血清2mLを得る。
(6). 排尿完了から60分間隔で120分まで2回採尿し、それぞれの採尿時間とその尿量を正確に測定する。なお、必要に応じて導尿の実施を考慮する。
(7). 定量した尿中イヌリン濃度(mg/dL)、血清中イヌリン濃度(mg/dL)及び1分間尿量(mL/min)から次の計算式を用いてイヌリンクリアランスを算出し、2つのクリアランス値のうち大きい値を採用する。
Cx=(Ux×Vx)/Px×(1.73/A)。
Cx:イヌリンクリアランス(mL/min/1.73㎡)。
Ux:尿中イヌリン濃度(mg/dL)。
Px:血清中イヌリン濃度(mg/dL)。
Vx:単位時間あたりの尿量(mL/min)。
A:身長・体重から求めた体表面積(㎡)。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。