バラシクロビル錠500mg「オーハラ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6250019F1187
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- バラシクロビル塩酸塩錠
- 英名(商品名)
- Valaciclovir OHARA
- 規格
- 500mg1錠
- 薬価
- 97.60
- メーカー名
- 大原薬品
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗ヘルペスウイルス薬
- 色
- 白〜微黄白
- 識別コード
- (本体)バラシクロビル 500オーハラ (本体)バラシクロビル 500オーハラ (被包)500mg (被包)500mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2020年3月改訂(第7版)
- 告示日
- 2013年12月13日
- 経過措置期限
- 2024年3月31日
- 医薬品マスタに反映
- 2014年1月版
- DIRに反映
- 2014年2月版
- DIR削除予定
- 2025年10月版
- 運転注意
-
禁止/注意情報あり(使用の適否を判断するものではありません)
<腎臓の疾患に用いる場合>禁止
<上記以外の場合>注意
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1.単純疱疹。
2.造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制。
3.帯状疱疹。
4.水痘。
5.性器ヘルペスの再発抑制。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
性器ヘルペスの再発抑制に対する本剤の投与により、セックスパートナーへの感染を抑制することが認められている。但し、本剤投与中もセックスパートナーへの感染リスクがあるため、コンドームの使用等が推奨される。
用法用量
1.成人:
1).単純疱疹:バラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
2).造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:バラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
3).帯状疱疹:バラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
4).水痘:バラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
5).性器ヘルペスの再発抑制:バラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
2.小児:
1).単純疱疹:体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
2).造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
3).帯状疱疹:体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
4).水痘:体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
5).性器ヘルペスの再発抑制:体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.免疫正常患者において、性器ヘルペスの再発抑制に本剤を使用している際に性器ヘルペスの再発が認められた場合には、1回500mg1日1回投与(性器ヘルペスの再発抑制に対する用法・用量)から1回500mg1日2回投与(単純疱疹の治療に対する用法・用量)に変更し、治癒後は必要に応じ1回500mg1日1回投与(性器ヘルペスの再発抑制に対する用法・用量)の再開を考慮する。また、再発抑制に対して本剤を投与しているにもかかわらず頻回に性器ヘルペス再発を繰り返すような患者に対しては、症状に応じて1回250mg1日2回又は1回1000mg1日1回投与に変更することを考慮する。
2.腎障害のある患者又は腎機能低下している患者、高齢者では、精神神経系の副作用が現れやすいので、投与間隔を延長するなど注意し、なお、本剤の投与量及び投与間隔の目安は次のとおりである、また、血液透析を受けている患者に対しては、患者の腎機能、体重又は臨床症状に応じ、クレアチニンクリアランス10mL/min未満の目安より更に減量(250mgを24時間毎等)することを考慮する(また、血液透析日には透析後に投与する);クレアチニンクリアランス≧50mL/min:単純疱疹/造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを12時間毎、クレアチニンクリアランス≧50mL/min:帯状疱疹/水痘には、1000mgを8時間毎、クレアチニンクリアランス≧50mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、500mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを12時間毎、クレアチニンクリアランス30~49mL/min:単純疱疹/造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを12時間毎、クレアチニンクリアランス30~49mL/min:帯状疱疹/水痘には、1000mgを12時間毎、クレアチニンクリアランス30~49mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、500mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを12時間毎、クレアチニンクリアランス10~29mL/min:単純疱疹/造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを24時間毎、クレアチニンクリアランス10~29mL/min:帯状疱疹/水痘には、1000mgを24時間毎、クレアチニンクリアランス10~29mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、250mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを24時間毎、クレアチニンクリアランス<10mL/min:単純疱疹/造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制には、500mgを24時間毎、クレアチニンクリアランス<10mL/min:帯状疱疹/水痘には、500mgを24時間毎、クレアチニンクリアランス<10mL/min:性器ヘルペスの再発抑制には、250mgを24時間毎、なお、HIV感染症の患者(CD4リンパ球数100/mm3以上)には、500mgを24時間毎。なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与量、投与間隔調節の目安は確立していない。
肝障害のある患者でもバラシクロビルは十分にアシクロビルに変換される。なお、肝障害のある患者での臨床使用経験は限られている。
外形画像
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。