カンサイダス点滴静注用70mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):6179402D2026
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- カスポファンギン酢酸塩注射用
- 英名(商品名)
- Cancidas
- 規格
- 70mg1瓶
- 薬価
- 23,386.00
- メーカー名
- MSD
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- キャンディン系抗真菌薬
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2022年11月改訂(第2版)
- 告示日
- 2012年4月17日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2012年5月版
- DIRに反映
- 2012年5月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症。
2). カンジダ属又はアスペルギルス属による次記の真菌感染症。
①. 食道カンジダ症。
②. 侵襲性カンジダ症。
③. アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症、肺アスペルギローマ)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症〉本剤は次の3条件を満たす症例に投与すること:1回の検温で38℃以上又は1時間以上持続する37.5℃以上の発熱で、好中球数が500/mm3未満、又は1000/mm3未満で500/mm3未満に減少することが予測され、適切な抗菌薬投与を行っても解熱せず、抗真菌薬の投与が必要と考えられる場合に投与。
5.2. 〈真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症〉発熱性好中球減少症の患者への投与は、発熱性好中球減少症の治療に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
5.3. 〈真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症〉発熱性好中球減少症に投与する場合には、投与前に適切な培養検査等を行い、起炎菌を明らかにする努力を行うこと(起炎菌が判明した際には、本剤投与継続の必要性を検討すること)。
5.4. 〈侵襲性カンジダ症〉カンジダ血症、腹腔内膿瘍、腹膜炎、胸腔内感染以外における検討は行われていない〔17.1.1、17.1.2参照〕。
5.5. 〈侵襲性アスペルギルス症〉他の治療が無効あるいは忍容性に問題がある患者に本剤の使用を考慮すること。
用法用量
〈成人〉
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
カンジダ属又はアスペルギルス属による次記の真菌感染症
・ 食道カンジダ症
通常、カスポファンギンとして50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
・ 侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
〈小児〉
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症、カンジダ属又はアスペルギルス属による食道カンジダ症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mg/㎡(体表面積)を、投与2日目以降は50mg/㎡(体表面積)を1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。なお、1日1回50mg/㎡(体表面積)の投与で効果不十分の場合には、1日1回70mg/㎡(体表面積)まで増量することができる。いずれの場合も1日用量として70mgを超えないこと。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈成人〉中等度肝機能障害を伴う患者に対しては、次を目安に本剤の用量調節をすること〔16.6.1参照〕。
1). 〈成人〉中等度肝機能障害<Child-Pughスコア7~9>を伴う食道カンジダ症:35mgを1日1回。
2). 〈成人〉中等度肝機能障害<Child-Pughスコア7~9>を伴う発熱性好中球減少症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症:投与初日に70mg、投与2日目以降は35mgを1日1回。
〈成人〉軽度肝機能障害<Child-Pughスコア5~6>を伴う患者に対しては通常の用量を投与する。
〈成人〉重度肝機能障害<Child-Pughスコア10以上>を伴う患者に対しては本剤の投与経験がない。
7.2. 〈成人〉エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、成人は本剤70mgの1日1回投与を検討すること〔10.2、16.7.3、16.7.4参照〕。
7.3. 〈小児〉3ヵ月未満の患者では血中濃度が高くなる可能性があるので、3ヵ月未満の患者に投与する際は減量を考慮すること〔16.1.2参照〕。
7.4. 〈小児〉小児の肝機能障害患者に対する検討は行われていない。
7.5. 〈小児〉エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、小児は本剤70mg/㎡(体表面積)の1日1回投与を検討すること(なお、1日用量として70mgを超えないこと)〔10.2、16.7.3、16.7.4参照〕。
改訂情報
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