テラルビシン注射用20mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ピラルビシン塩酸塩注射用
- 英名(商品名)
- Therarubicin
- 規格
- 20mg1瓶
- 薬価
- 8,227.00
- メーカー名
- MeijiSeikaファルマ
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 抗悪性腫瘍薬〔抗腫瘍性抗生物質〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年1月改訂(第1版)
- 告示日
- 2006年6月9日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- 2006年9月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
次記疾患の自覚的・他覚的症状の寛解並びに改善:頭頸部癌、乳癌、胃癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂腫瘍・尿管腫瘍)、卵巣癌、子宮癌、急性白血病、悪性リンパ腫。
用法用量
(1). 注射液の調製
本剤のバイアルに5%ブドウ糖注射液、注射用水又は生理食塩液10mLを加えて溶解する。
(2). 投与方法
〈静脈内注射の場合〉
頭頸部癌は3法又は4法を、乳癌及び胃癌は1法又は3法を、卵巣癌及び子宮癌は1法を、尿路上皮癌は1法又は2法を、急性白血病は5法を、悪性リンパ腫は1法又は4法を標準的用法・用量として選択する。
1法(3~4週1回法)
ピラルビシンとして、1日1回、40~60mg(25~40mg/㎡)(力価)を投与し、3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
2法(3~4週2回法)
ピラルビシンとして、1日1回、30~40mg(20~25mg/㎡)(力価)を2日間連日投与し、3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
3法(週1回法)
ピラルビシンとして、1日1回、20~40mg(14~25mg/㎡)(力価)を1週間間隔で2~3回投与し、3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
4法(連日法)
ピラルビシンとして、1日1回、10~20mg(7~14mg/㎡)(力価)を3~5日間連日投与し、3~4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
5法(連日法)
ピラルビシンとして、1日1回、10~30mg(7~20mg/㎡)(力価)を5日間連日投与する。骨髄機能が回復するまで休薬し、投与を繰り返す。
〈動脈内注射による頭頸部癌、膀胱癌の場合〉
ピラルビシンとして、1日1回、10~20mg(7~14mg/㎡)(力価)を連日又は隔日に5~10回投与する。
〈膀胱内注入による膀胱癌の場合〉
カテーテルを用いて導尿した後、ピラルビシンとして、1日1回、15~30mg(力価)を500~1000μg(力価)/mLの溶液として週3回、各1~2時間膀胱内把持する。これを1クールとし、2~3クール繰り返す。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
改訂情報
2024年1月24日 DSU No.323 【その他】
【9.4生殖能を有する者】(追記)
【新様式】
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後6ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。
【9.4生殖能を有する者】(追記)
【新様式】
男性には、本剤投与中及び最終投与後3ヵ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。
【15.2非臨床試験に基づく情報】(追記)
【新様式】
細菌を用いた復帰突然変異試験、哺乳類細胞を用いた染色体異常試験及びマウスを用いた骨髄小核試験において、いずれも陽性の結果が報告されている。
医師の処方により使用する医薬品。
特定薬剤管理指導加算等の算定対象となる薬剤。