エポジン注シリンジ1500
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3999413G2031
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- エポエチン ベータ(遺伝子組換え)キット
- 英名(商品名)
- Epogin
- 規格
- 1,500国際単位0.5mL1筒
- 薬価
- 465.00
- メーカー名
- 中外製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 造血薬〔エリスロポエチン〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2020年1月改訂(第1版)
- 告示日
- 2002年7月5日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:常に禁止(競技会検査及び競技会外検査)
セクション:S2. ペプチドホルモン、成長因子並びにそれらの関連物質及び擬似物質
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 透析施行中の腎性貧血。
2). 透析導入前の腎性貧血。
3). 貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血。
4). 未熟児貧血。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈透析施行中の腎性貧血及び透析導入前の腎性貧血〉本剤の投与対象は、貧血症に伴う日常生活活動の支障が認められる透析施行中の腎性貧血患者及び透析導入前の腎性貧血患者(血清クレアチニン濃度で2mg/dL以上、あるいはクレアチニンクリアランスが30mL/min以下)とする(なお、投与の目安はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)未満とする)。
5.2. 〈貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血〉本剤の投与は手術施行予定患者の中で貯血式自己血輸血施行例を対象とすること。なお、造血機能障害を伴う疾患における自己血貯血の場合には、本剤の効果及び安全性が確認されていないため投与しないこと。
5.3. 〈未熟児貧血〉本剤の投与は未熟児貧血に限定すること(なお、投与対象はヘモグロビン濃度で12g/dL(ヘマトクリット値で36%)未満を目安とし、また、未熟児貧血におけるヘモグロビン濃度の低下は急速であるため、未熟児貧血発症早期より本剤を投与することが望ましい)。
用法用量
1). 透析施行中の腎性貧血[皮下投与については、連続携行式腹膜灌流(CAPD)施行中の腎性貧血を対象とする]:
①. 静脈内投与:
成人:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回3000国際単位を週3回、できるだけ緩徐に投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回1500国際単位を週2~3回、あるいは1回3000国際単位を週2回投与する。なお、いずれの場合も貧血の程度、年齢等により適宜増減するが、維持量での最高投与量は、1回3000国際単位、週3回投与とする。
貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。
②. 皮下投与:
a. 成人:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回6000国際単位を週1回投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回6000~12000国際単位を2週に1回投与する。
b. 小児:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回50~100国際単位/kgを週1回投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回100~200国際単位/kgを2週に1回投与する。
いずれの場合も貧血の程度等により適宜増減する。貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。
2). 透析導入前の腎性貧血:
①. 静脈内投与:
成人:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回6000国際単位を週1回、できるだけ緩徐に投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、患者の貧血の程度、年齢等により、1週あたり6000国際単位以下の範囲で適宜調整する。
貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。
②. 皮下投与:
a. 成人:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回6000国際単位を週1回投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回6000~12000国際単位を2週に1回投与する。
b. 小児:通常、投与初期は、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回50~100国際単位/kgを週1回投与する。
通常、貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回100~200国際単位/kgを2週に1回投与する。
いずれの場合も貧血の程度等により適宜増減する。貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。
3). 貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血:
静脈内投与:
成人:通常、体重を考慮に入れヘモグロビン濃度が13~14g/dL以下の患者を対象に、手術前の自己血貯血時期に、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回6000国際単位を隔日週3回、できるだけ緩徐に投与する。投与期間は、予定貯血量が800mLの場合は術前2週間、1200mLの場合は術前3週間を目安とする。なお、自己血採血日の投与は採血終了後に行い、患者のヘモグロビン濃度や予定貯血量等に応じて投与回数や投与期間を適宜増減する。
4). 未熟児貧血:
皮下投与:
未熟児:通常、エポエチン ベータ(遺伝子組換え)として1回200国際単位/kgを週2回投与する。
ただし、未熟児早期貧血期を脱し、ヘモグロビン濃度が10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後で臨床症状が安定したと考えられる場合は投与を中止すること。
なお、貧血症状の程度により適宜増減する。
(用法及び用量に関連する注意)
〈未熟児貧血〉増量については、出生体重、在胎期間を考慮し、貧血によると考えられる臨床症状、合併症、急激なヘモグロビン濃度の低下等に十分留意して慎重に判断すること〔17.1.5、17.1.6参照〕。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。