ブレディニン錠50
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品あり)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ミゾリビン錠
- 英名(商品名)
- Bredinin
- 規格
- 50mg1錠
- 薬価
- 99.10
- メーカー名
- 旭化成ファーマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 免疫抑制薬〔代謝拮抗薬〕
- 色
- 白
- 識別コード
- (本体)@ 325 (本体)α 325 (被包)@325 (被包)α325 (被包)@325 50mg (被包)α325 50mg
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年1月改訂(第1版)
- 告示日
- -
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- 対象
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 腎移植における拒否反応の抑制。
2). 原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群<頻回再発型のネフローゼ症候群を除く>(副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る)。
3). ループス腎炎(持続性蛋白尿、ネフローゼ症候群または腎機能低下が認められ、副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る)。
4). 関節リウマチ(過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤さらに他の抗リウマチ薬の少なくとも1剤により十分な効果の得られない場合に限る)。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 〈原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群〉副腎皮質ホルモン剤のみでは十分な治療効果が認められない患者、又は副作用、合併症等により副腎皮質ホルモン剤の減量が必要な患者に限り使用すること(特に副腎皮質ホルモン剤の1日投与量がプレドニゾロン換算で20mg以上である患者には、副腎皮質ホルモン剤の減量を目的とする場合に限る)。
5.2. 〈ループス腎炎〉投与する場合には次の条件をいずれも満足する患者に限ること。
5.2.1. 〈ループス腎炎〉臨床的に全身性エリテマトーデス(SLE)と診断され、アメリカリウマチ協会の1982年改訂SLE分類基準の4項目以上を満たした患者。
5.2.2. 〈ループス腎炎〉ループス腎炎の存在が次の項目のうち、少なくとも1項目を持つことで確認された患者(SLE以外の原因による腎障害は除く)。
・ 4週以上の持続性蛋白尿。
・ ネフローゼ症候群。
・ 腎機能低下(クレアチニンクリアランス(Ccr)70mL/分以下又は血清クレアチニン値1.5mg/dL以上)。
5.2.3. 〈ループス腎炎〉副腎皮質ホルモン剤のみでは十分な効果が認められない患者、又は副作用、合併症等により副腎皮質ホルモン剤の減量が必要な患者。
5.3. 〈関節リウマチ〉活動性の関節リウマチに対してのみ投与を考慮すること。
5.4. 〈関節リウマチ〉過去治療において非ステロイド性抗炎症剤で十分な効果が認められず、また金剤(注射用、経口用)、D-ペニシラミン、ブシラミン、ロベンザリット二ナトリウム等の抗リウマチ薬使用で十分な効果が認められなかった、又は投与中止が必要な副作用が発現した患者に限り使用すること。
用法用量
〈腎移植における拒否反応の抑制〉
通常、体重1kg当り次記量を1日量として、1日1~3回に分けて経口投与する。
初期量としてミゾリビン2~3mg相当量。
維持量としてミゾリビン1~3mg相当量。
しかし、本剤の耐薬量および有効量は患者によって異なるので、最適の治療効果を得るために用量の注意深い増減が必要である。
〈原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群、ループス腎炎〉
通常、成人1回ミゾリビンとして50mgを1日3回経口投与する。
ただし、腎機能の程度により減量等を考慮すること。
なお、本剤の使用以前に副腎皮質ホルモン剤が維持投与されている場合には、その維持用量に本剤を上乗せして用いる。症状により副腎皮質ホルモン剤の用量は適宜減量する。
〈関節リウマチ〉
通常、成人1回ミゾリビンとして50mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
ただし、腎機能の程度により減量等を考慮すること。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈効能共通〉本剤は主として腎臓から排泄されるため、腎機能障害患者では排泄が遅延し、骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、腎機能(血清クレアチニン値等)及び年齢、体重等を考慮し、低用量から投与を開始するなど用量に留意して、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.5.1、16.5.2参照〕。
7.2. 〈原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群〉投与開始後6カ月を目標として、尿蛋白、腎機能等を定期的に測定し経過をみながら以降の投与継続の可否を検討し、1日尿蛋白量、クレアチニンクリアランス、血清総蛋白、その他臨床諸症状の経過を総合的に判定し、改善効果を認め投与を継続する場合には、以後も定期的に尿蛋白、腎機能等を測定しながら投与すること。また、原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群で病態の急速な進展がみられる場合には、中止又は他の治療法を考慮するなどの適切な処置を行うこと(なお、従来より投与している治療薬剤は継続して併用することが望ましい)。
7.3. 〈関節リウマチ〉本剤は遅効性であり、通常、効果発現まで2~4カ月間の継続投与が必要である。ただし、関節リウマチで6カ月間継続投与しても効果があらわれない場合には、投与を中止すること(なお、従来より投与している非ステロイド性抗炎症剤は継続して併用することが望ましい)。
外形画像
改訂情報
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