アセチルシステイン内用液17.6%「あゆみ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3929006S1049
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品なし)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- アセチルシステイン液
- 英名(商品名)
- Acetylcysteine AYUMI
- 規格
- 17.6%1mL
- 薬価
- 91.50
- メーカー名
- あゆみ製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- アセトアミノフェン中毒解毒薬
- 色
- 無色
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年3月改訂(第1版)
- 告示日
- 2015年12月10日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2016年1月版
- DIRに反映
- 2016年1月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
アセトアミノフェン過量摂取時の解毒。
用法用量
通常、本剤又は本剤を希釈した液を、初回にアセチルシステインとして140mg/kg、次いでその4時間後から70mg/kgを4時間毎に17回、計18回経口投与する。経口投与が困難な場合は、胃管又は十二指腸管により投与する。投与後1時間以内に嘔吐した場合は、再度同量を投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. アセトアミノフェン摂取後なるべく早期に投与を開始すること(8時間以内が望ましいが、24時間以内であれば効果が認められることが報告されている)。
7.2. 本剤投与の要否は、次の全てを参考に決定すること。
7.2.1. アセトアミノフェンの血漿中濃度:本電子添文末尾に記載したノモグラムにおいて、アセトアミノフェンの血漿中濃度がアセチルシステイン投与推奨ラインより上である場合に投与する(摂取後4時間までは血漿中濃度がピークとなっていないため、参考にならない)。
7.2.2. アセトアミノフェンの摂取量:血漿中濃度が迅速に測定できない場合でも、アセトアミノフェンとして7.5g又は150mg/kg以上の摂取が疑われる場合には投与する。
7.2.3. 配合剤による中毒、薬剤の常用者、あるいは基礎疾患のある患者の場合:次の(1)~(3)に示す患者には、摂取量が前記7.2.1、7.2.2の目安以下であっても本剤の投与を考慮すべきである。
(1). エテンザミド・無水カフェイン・ブロムワレリル尿素の配合剤による中毒の場合、摂取量が目安以下であっても本剤の投与を考慮すべきである(相互作用によってアセトアミノフェンの毒性が強く発現するとの報告がある)。
(2). カルバマゼピン服用中、イソニアジド服用中、フェノバルビタール服用中、フェニトイン服用中、リファンピシン服用中である場合、摂取量が目安以下であっても本剤の投与を考慮すべきである(肝薬物代謝酵素の誘導によってアセトアミノフェンの毒性が強く発現するとの報告がある)。
(3). アセトアミノフェン常用者やアルコール常用者、肝疾患のある患者、絶食状態や低栄養状態が続いている患者の場合、摂取量が目安以下であっても本剤の投与を考慮すべきである(低用量でもグルタチオンの枯渇が生じるおそれがある)。
7.3. 「患者の体重と本剤投与量の対比」を参考に投与すること。
7.4. 本剤は、アセトアミノフェンの単回過剰摂取によって発症した急性の中毒には有効であるが、アセトアミノフェンの治療量以上を複数回投与して生じた中毒で、特に初回の過量摂取から24~48時間以上経過している場合、有効性は期待できないことが多い。
改訂情報
-
医師の処方により使用する医薬品。