ヘパリンNa注5千単位/5mL「モチダ」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):3334401A5062
- 収載区分
- 統一名収載
- 先発・後発情報
- その他
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ヘパリンナトリウム注射液
- 英名(商品名)
- Heparin sodium MOCHIDA
- 規格
- 5,000単位5mL1瓶
- 薬価
- 165.00
- メーカー名
- 持田製薬
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 血液凝固阻止薬〔ヘパリン剤〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年7月改訂(第3版)
- 告示日
- 2014年12月11日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2015年1月版
- DIRに反映
- 2015年1月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 汎発性血管内血液凝固症候群の治療、血液透析・人工心肺その他の体外循環装置使用時の血液凝固の防止、血管カテーテル挿入時の血液凝固の防止、輸血及び血液検査の際の血液凝固の防止。
2). 血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症の治療及び予防、手術中・手術後の血栓塞栓症等)の治療及び予防。
用法用量
本剤は、通常、次記の各投与法によって投与されるが、それらは症例または適応領域、目的によって決定される。
通常、本剤投与後、全血凝固時間(Lee-White法)または全血活性化部分トロンボプラスチン時間(WBAPTT)が正常値の2~3倍になるように年齢、症状に応じて適宜用量をコントロールする。
〈静脈内点滴注射法〉
10000~30000単位を5%ブドウ糖注射液、生理食塩液、リンゲル液1000mLで希釈し、最初1分間30滴前後の速度で、続いて全血凝固時間またはWBAPTTが投与前の2~3倍になれば1分間20滴前後の速度で、静脈内に点滴注射する。
〈静脈内間歇注射法〉
1回5000~10000単位を4~8時間ごとに静脈内注射する。
注射開始3時間後から、2~4時間ごとに全血凝固時間またはWBAPTTを測定し、投与前の2~3倍になるようにコントロールする。
〈皮下注射・筋肉内注射法〉
1回5000単位を4時間ごとに皮下注射または筋肉内注射する。なお、筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響をさけるため、次記の点に配慮すること。
・ 筋肉内注射時神経走行部位をさけるように注意すること。
・ 筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、注射部位をかえ、たとえば左右交互に注射するなど行うこと。なお、乳・幼・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
・ 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
〈体外循環時(血液透析・人工心肺)における使用法〉
・ 人工腎では各患者の適切な使用量を透析前に各々のヘパリン感受性試験の結果に基づいて算出するが、全身ヘパリン化法の場合、通常、透析開始に先だって、1000~3000単位を投与し、透析開始後は、1時間当り、500~1500単位を持続的に、または1時間ごとに500~1500単位を間歇的に追加する。局所ヘパリン化法の場合は、1時間当り1500~2500単位を持続注入し、体内灌流時にプロタミン硫酸塩で中和する。
・ 術式・方法によって多少異なるが、人工心肺灌流時には、150~300単位/kgを投与し、さらに体外循環時間の延長とともに必要に応じて適宜追加する。体外循環後は、術後出血を防止し、ヘパリンの作用を中和するためにプロタミン硫酸塩を用いる。
〈輸血及び血液検査の際の血液凝固防止法〉
輸血の際の血液凝固の防止には、通常、血液100mLに対して400~500単位を用いる。
血液検査の際の血液凝固の防止にもほぼ同様に、血液20~30mLに対して100単位を用いる。
改訂情報
2024年7月31日 DSU No.328 【その他】
【10.2併用注意】(追記)
2024年1月24日 DSU No.323 【その他】
【9.1合併症・既往歴等のある患者】(一部改訂)
【新様式】
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者:
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。
【旧様式】
大項目:原則禁忌
改訂区分:一部改訂
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者〔投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。〕
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