ガスター注射液10mg
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):2325401A1020
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 先発品(後発品あり)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- ファモチジン注射液
- 英名(商品名)
- Gaster
- 規格
- 10mg1mL1管
- 薬価
- 146.00
- メーカー名
- LTLファーマ
- 規制区分
- -
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 胃酸分泌抑制薬〔H2受容体拮抗薬〕
- 色
- -
- 識別コード
- -
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2019年8月改訂(第1版)
- 告示日
- 2005年7月8日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- -
- DIRに反映
- -
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
- 情報なし(使用の適否を判断するものではありません)
- ドーピング
- 禁止物質なし(使用の適否を判断するものではありません)
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- 対象
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
1). 上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)。
2). Zollinger-Ellison症候群。
3). 侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制。
4). 麻酔前投薬。
(効能又は効果に関連する注意)
〈侵襲ストレスによる上部消化管出血の抑制〉手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷により、ストレス潰瘍が発症する可能性が考えられる場合に限り使用すること(なお、広範囲熱傷はBurn Index 10以上の熱傷を目安とすること)。
用法用量
〈上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、Zollinger-Ellison症候群、侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制〉
通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する。又は輸液に混合して点滴静注する。
又は、ファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)筋肉内投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では、一般的に1週間以内に効果の発現をみるが、内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では、術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度、その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。
〈麻酔前投薬〉
通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に筋肉内投与する。
又は、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 腎機能低下患者への投与法
ファモチジンは主として腎臓から未変化体で排泄されるが、腎機能低下患者にファモチジンを投与すると、腎機能の低下とともに血中未変化体濃度が上昇し、尿中排泄が減少するので、次のような投与法を目安とする〔9.2腎機能障害患者の項参照〕[1)1回20mg1日2回投与を基準とする場合、Ccr≧60mL/min:1回20mg1日2回、2)1回20mg1日2回投与を基準とする場合、60mL/min>Ccr>30mL/min:1回20mg1日1回又は1回10mg1日2回、3)1回20mg1日2回投与を基準とする場合、30mL/min≧Ccr:1回10mg2日に1回又は1回5mg1日1回、4)1回20mg1日2回投与を基準とする場合、透析患者:1回10mg透析後1回又は1回5mg1日1回]。
Ccr:クレアチニンクリアランス。
改訂情報
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医師の処方により使用する医薬品。