トラマドール塩酸塩OD錠25mg「KO」
医療用
医療用医薬品:
医師の処方により使用する医薬品
医師の処方により使用する医薬品
医薬品コード(YJコード):1149038F1032
- 収載区分
- 銘柄別収載
- 先発・後発情報
- 後発品(加算対象)
- オーソライズド
ジェネリック - -
- 一般名
- トラマドール塩酸塩口腔内崩壊錠
- 英名(商品名)
- Tramadol hydrochloride OD KO
- 規格
- 25mg1錠
- 薬価
- 10.30
- メーカー名
- 寿製薬
- 規制区分
- 劇薬
- 長期投与制限
- -
- 標榜薬効
- 非麻薬性オピオイド系鎮痛薬
- 色
- 白
- 識別コード
- (本体)トラマドール OD 25 (本体)トラマドール OD 25 (被包)KO 90 25mg @Kotobuki Pharma (被包)@
- [@: メーカーロゴ]
- 添付文書
-
PDF 2024年6月改訂(第2版)
- 告示日
- 2022年6月16日
- 経過措置期限
- -
- 医薬品マスタに反映
- 2022年7月版
- DIRに反映
- 2022年7月版
- DIR削除予定
- -
- 運転注意
-
禁止情報あり(使用の適否を判断するものではありません)禁止
- ドーピング
-
禁止物質あり(使用の適否を判断するものではありません)
競技会区分:競技会において禁止
セクション:S7. 麻薬
- CP換算
- -
- 長期収載品選定療養
- -
[識別コードの表記 @: メーカーロゴ]
効能効果
非オピオイド鎮痛剤で治療困難な次記疾患における鎮痛:
1). 疼痛を伴う各種癌における鎮痛。
2). 慢性疼痛における鎮痛。
(効能又は効果に関連する注意)
慢性疼痛患者においては、その原因となる器質的病変、心理的・社会的要因、依存リスクを含めた包括的な診断を行い、本剤の投与の適否を慎重に判断すること。
用法用量
通常、成人にはトラマドール塩酸塩として1日100~300mgを4回に分割経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。ただし1回100mg、1日400mgを超えないこととする。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 初回投与量
本剤を初回投与する場合は、1回25mgから開始することが望ましい。
7.2. 投与間隔
4~6時間ごとの定時に経口投与すること(ただし、生活時間帯に合わせて投与間隔を調整することも可能とする)。
7.3. 増量及び減量
本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと(増量・減量の目安は、1回25mg(1日100mg)ずつ行うことが望ましい)。
7.4. がん疼痛患者における疼痛増強時の臨時追加投与(レスキュー・ドーズ)
がん疼痛患者における疼痛増強時の臨時追加投与(レスキュー・ドーズ):本剤服用中に疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突出痛が発現した場合は、直ちに本剤の臨時追加投与を行って鎮痛を図ること(本剤の臨時追加投与の1回投与量は、定時投与中の本剤の1日量の1/8~1/4を経口投与すること)。
7.5. 投与の継続
慢性疼痛患者において、本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討し、また、定期的に症状及び効果を確認し、投与の継続の必要性について検討すること。
7.6. 投与の中止
7.6.1. 本剤の投与を必要としなくなった場合は、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。
7.6.2. がん疼痛患者において、本剤の1日の定時投与量が300mgで鎮痛効果が不十分となった場合、本剤の投与を中止し、モルヒネ等の強オピオイド鎮痛剤への変更を考慮すること。その場合には、定時投与量の1/5の用量の経口モルヒネを初回投与量の目安とすることが望ましい。また、経口モルヒネ以外の強オピオイド鎮痛剤に変更する場合は、経口モルヒネとの換算で投与量を求めることが望ましい。
7.7. 高齢者への投与
75歳以上の高齢者では、本剤の血中濃度が高い状態で持続し、作用及び副作用が増強するおそれがあるので、1日300mgを超えないことが望ましい〔16.6.3参照〕。
7.8. 服用時の注意
本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため、唾液又は水で飲み込むこと〔14.2.1参照〕。
外形画像
改訂情報
2024年6月25日 DSU No.327 【その他】
【10.2併用注意】(追記)
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