コンビビル配合錠と同一成分[ジドブジン・ラミブジン(内用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
コンビビル配合錠 ヴィーブヘルスケア 1錠 フィルムコーティング錠 1,014.40 先発品(後発品なし) HIV感染症

コンビビル配合錠の情報

抗ウイルス薬 > 抗HIV薬:抗HIV配合薬

18.1.1 ジドブジン
ジドブジンはHIV感染細胞内でリン酸化され、活性化型の三リン酸化体となる。ジドブジン三リン酸化体はデオキシチミジン三リン酸の代わりにウイルスDNA鎖に取り込まれて、DNA鎖伸長を停止させることによりHIVの複製を阻害する。また、HIV逆転写酵素を競合的に阻害する。ジドブジン三リン酸化体のHIV逆転写酵素に対する親和性は、正常細胞のDNAポリメラーゼに比べて約100倍高く、選択性の高い抗ウイルス作用を示す(ヒトリンパ球系H9細胞増殖に対するin vitroでのIC50値は267μg/mL(1000μM))。
18.1.2 ラミブジン
ラミブジンは細胞内でリン酸化され、HIVを感染させた細胞内での半減期が約12時間の活性化型の三リン酸化体に変換される。ラミブジン三リン酸化体はHIVの逆転写酵素によりデオキシシチジン三リン酸の代わりにウイルスDNA鎖に取り込まれ、DNA鎖の伸長を停止させることによりHIVの複製を阻害する。また、ラミブジン三リン酸化体はHIVの逆転写酵素を競合的に阻害する。一方、in vitroで、ヒト末梢血リンパ球、リンパ球系・単球-マクロファージ系の株化細胞及び種々のヒト骨髄前駆細胞に対するラミブジンの細胞毒性は弱かった。

脂肪肝
横紋筋融解症
血液障害
心不全(うっ血性心不全)
膵炎
錯乱
ニューロパチー
痙攣
てんかん
乳酸アシドーシス

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→授乳を避けさせる

ヘモグロビン値が7.5g/dL未満に減少した患者
好中球数750/mm3未満に減少した患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

[ジドブジン]不明
[ラミブジン]不明

[ジドブジン]UGT

※該当の情報なし、または情報収集中