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商品名 | 会社名 | 規格 | 剤形 | 薬価 | 先発後発区分 | 標準化適応症 |
---|---|---|---|---|---|---|
HM散 | 小西製薬 | 1g | 散剤 | 5.70 | 後発品(加算対象) | 胃もたれ 腹部不快感 食欲不振 嘔気 嘔吐症 |
NIM配合散 | 日医工 | 1g | 散剤 | 5.70 | 後発品(加算対象) | 胃もたれ 腹部不快感 食欲不振 嘔気 嘔吐症 |
KM散 | 東和薬品 | 1g | 散剤 | 6.30 | 胃もたれ 腹部不快感 食欲不振 嘔気 嘔吐症 |
健胃・消化薬 > 総合健胃薬
18.1.1 ジアスターゼ
ジアスターゼはでんぷんを分解する酵素アミラーゼの俗称であるが、本薬は麦芽を原料とする植物アミラーゼに属し、α、βの両アミラーゼがあり、両者共にでんぷんに作用する。麦芽アミラーゼの至適pHは弱酸性(pH4.5~5.5)であり、強酸、強アルカリで失活する。
18.1.2 炭酸水素ナトリウム
速効性、全身性の制酸作用を示す。ただし、胃液のアルカリ化によるペプシンの失活及び発生したCO2により胃粘膜を刺激して二次的に胃液分泌を促す。
胃酸とは次式のように反応する。
NaHCO3+HCl→NaCl+H2O+CO2
炭酸水素ナトリウムは消化管から吸収されやすいため、過剰に用いるとアルカローシスを生じる。また、粘液をアルカリ化することにより局所性の粘液溶解作用を示す。
18.1.3 沈降炭酸カルシウム
不溶性カルシウム剤の1種で制酸作用を呈し、また吸着作用も現すので胃潰瘍及び胃酸過多症に制酸薬として用いる。
胃酸とは次式のように反応する。
CaCO3+2HCl→CaCl2+H2O+CO2
生じた塩化物は腸へ移行して腸液のアルカリとの反応により再び炭酸塩に変化した後、排泄される。大量投与により吸収性制酸薬となり、アルカローシスを生じる。また便秘を起こす傾向がある。本薬1gは0.1mol/L塩酸約200mLを中和する効力がある。
ショック
アナフィラキシー
妊婦→有益性投与
授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討
ナトリウム摂取制限を必要とする患者
甲状腺機能低下症の患者
高カルシウム血症の患者
透析療法を受けている患者
副甲状腺機能亢進症の患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
[ジアスターゼ]該当なし
[メタケイ酸アルミン酸マグネシウム・チョウジ末・ウイキョウ末・ケイヒ末・ショウキョウ末・オウレン末・サンショウ末・カンゾウ末]不明
[炭酸水素ナトリウム]不明
[炭酸カルシウム]不明
※該当の情報なし、または情報収集中
※該当の情報なし、または情報収集中