スピオルトレスピマット28吸入と同一成分[チオトロピウム臭化物・オロダテロール塩酸塩(外用)]の医薬品情報一覧

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商品名 会社名 規格 剤形 薬価 先発後発区分 標準化適応症
スピオルトレスピマット28吸入 日本ベーリンガー 28吸入1キット 吸入用液剤 3,021.90 先発品(後発品なし) 肺気腫
慢性気管支炎
慢性閉塞性肺疾患
スピオルトレスピマット60吸入 日本ベーリンガー 60吸入1キット 吸入用液剤 5,719.40 先発品(後発品なし) 肺気腫
慢性気管支炎
慢性閉塞性肺疾患

スピオルトレスピマット28吸入の情報

気管支拡張薬・喘息治療薬 > 抗コリン薬・β2受容体刺激薬合剤

18.1.1 チオトロピウム
チオトロピウムは長時間持続型の選択的ムスカリン受容体拮抗薬であり、ムスカリン受容体のサブタイプであるM1~M5受容体にほぼ同程度の親和性を示す。気道においては、気道平滑筋のM3受容体に対するアセチルコリンの結合を阻害して気管支収縮抑制作用を発現する。
18.1.2 オロダテロール
オロダテロールは長時間持続型ヒトβ2受容体刺激薬であり、in vitro試験において、オロダテロールはhβ1‐AR及びhβ3‐ARと比較するとhβ2‐ARに対して241倍及び2299倍の刺激作用を示した。吸入による局所投与後、オロダテロールはhβ2‐ARを活性化することで細胞内のアデニル酸シクラーゼを活性化し、環状アデノシン一リン酸(cAMP)の生成を促し、気管支平滑筋を弛緩させる。

アナフィラキシー
心不全(うっ血性心不全)
期外収縮
心房粗動(心房細動)
麻痺性イレウス
閉塞隅角緑内障

妊婦又は妊娠している可能性のある女性→有益性投与

授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討

アトロピン及びその類縁物質あるいは本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
前立腺肥大等による排尿障害のある患者
閉塞隅角緑内障の患者

※データ登録対象外

※データ登録対象外

※該当の情報なし、または情報収集中