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商品名 | 会社名 | 規格 | 剤形 | 薬価 | 先発後発区分 | 標準化適応症 |
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亜硝酸アミル「AFP」 | アルフレッサファーマ | 0.25mL1管 | 吸入用液剤 | 793.10 | シアン化物の毒作用 狭心症 |
抗狭心症薬 > 硝酸薬
18.1.1 狭心症
分子内から一酸化窒素(NO)を遊離し、これが血管細胞内のグアニル酸シクラーゼ活性化し、細胞内cGMPを増量して血管平滑筋の弛緩を起こす。
18.1.2 シアン及びシアン化合物による中毒
シアンはFe3+に特異的な親和性を持ちミトコンドリア内のcytochrome oxidaseのFe3+と容易に結合し、作用を停止させることにより細胞呼吸を停止させる。この結合は解離性であるため、血中にFe3+が存在すればcytochrome oxidaseからシアンは解離し、cytochrome oxidaseは機能を回復する。亜硝酸アミルはヘモグロビンのFe2+を酸化し、メトヘモグロビンFe3+を形成して競合させることにより、cytochrome oxidase‐シアンcomplexからシアンを解離させることができる。
溶血性貧血
メトヘモグロビン血症
チアノーゼ
妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔シアン及びシアン化合物による中毒の場合〕→投与しないことが望ましい[治療上やむを得ないと判断される場合はこの限りではない]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔狭心症の場合〕→投与しないことが望ましい
授乳婦→治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討
高度な貧血のある患者
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
心筋梗塞の急性期の患者
頭部外傷のある患者
脳出血のある患者
閉塞隅角緑内障の患者
※データ登録対象外
※データ登録対象外
※該当の情報なし、または情報収集中