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商品名 | 会社名 | 規格 | 剤形 | 薬価 | 先発後発区分 | 標準化適応症 |
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イルトラ配合錠LD | シオノギファーマ | 1錠 | フィルムコーティング錠 | 47.90 | 先発品(後発品なし) | 高血圧症 |
イルトラ配合錠HD | シオノギファーマ | 1錠 | フィルムコーティング錠 | 71.90 | 先発品(後発品なし) | 高血圧症 |
降圧薬 > 降圧薬合剤:ARB・利尿薬合剤
18.1.1 イルベサルタンの降圧作用
In vitro試験においてウサギ摘出大動脈のアンジオテンシンII(AII)誘発収縮を特異的に抑制し、in vivo試験(ラット、イヌ、サル)においてもAII誘発昇圧反応に対して抑制作用を示した。In vitro結合試験から、その抑制作用はAII受容体に対する競合的拮抗に基づくものであり、更にAIIタイプ1受容体(AT1受容体)選択的であることが示唆された。その他の受容体には親和性を示さず、アンジオテンシン変換酵素も阻害しなかった。
18.1.2 トリクロルメチアジドの利尿作用
遠位尿細管曲部の管腔側に局在するNa+‐Cl-共輸送体を阻害することによりNa+、Cl-の再吸収を抑制し、尿中への排泄を増加させる。これに伴って水の排泄が増加する。
18.1.3 トリクロルメチアジドの降圧作用
降圧剤としての作用機序は明らかではないが、トリクロルメチアジドの脱塩・利尿作用により、循環血液量を減少させる、あるいは交感神経刺激に対する末梢血管の感受性を低下させることにより、血圧が下降すると考えられている。
ショック
失神、意識消失
肝機能障害(肝障害)
黄疸
横紋筋融解症
間質性肺炎
再生不良性貧血
低血糖
高カリウム血症
低ナトリウム血症
急性腎障害(急性腎不全)
血管浮腫
妊婦又は妊娠している可能性のある女性→投与禁忌(妊娠が判明した場合には直ちに投与を中止する)
授乳婦→授乳しないことが望ましい
アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者
チアジド系薬剤又はその類似化合物に対する過敏症の既往歴のある患者
急性腎不全の患者
体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している患者
透析中の患者
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
無尿の患者
[トリクロルメチアジド]腎排泄型
[イルベサルタン]肝消失型
[イルベサルタン]CYP2C9
運転注意