Risk Management Plan:医薬品リスク管理計画。医薬品の開発から市販後までの一連の流れにおいて、リスク管理をひとつの文書にまとめたもの。すべての医薬品には有効性と共に一定のリスク(副作用)があるため、リスクを最小限に抑えるために医薬品のリスク管理を一元化して行うべきという考えのもとに導入された。
添付文書に記載されていないが確認されている副作用(重要な特定されたリスク)のほか、確認が十分できていない副作用(重要な潜在的リスク)や、特に高齢者や小児など患者の数が少ないために副作用の情報が不足している情報(重要な不足情報)について掲載される。
それぞれの医薬品のRMPは独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに掲載されており、誰でも検索し閲覧することができる。